2010/12/25

高中ST ボディ下地塗装他

  では、塗装の準備で下地を整えます。

 まずは#60から始めてこれは#120です。

 これは#240で磨いた後です。

 で、ここで一旦中止。

 この後、シンクロブリッジのスタッド穴を開けます。

 その後、#400〜#600までサンディングします。

 では、位置を確認してドリルでギュっと。

 新しいボール盤は懐が広いので楽勝です。

 あ、このブリッジは2点支持です。

 スタッドアンカーを打ち込みました。

 ボール盤なので垂直も綺麗に出ています。

 試しにセットして確認しました。

 凄くいい感じです。

 では、改めて#600までサンディングしました。

 ここでその前の番手の傷が無いかしっかり

 チェックします。

 少しでも傷が在ればまたやり直しです。

 各キャビティとネックポケットをマスキングします。

 キャビティは導電性塗料を塗る予定です。

 で、まずはウッドシーラーを塗布です。
 その後、サンディングシーラーを吹きました。

 ボディはこのまま2週間以上放置します。

 一応塗装の試し吹きもしました。

 オーナー様から預かっているCDジャケット(右)と

 同じ色が高中STです。

 左の細い板に吹いて確認しました。

 今回は少し黄色が強かったです。

 本番前にもう何度かこれを繰り返して色を決めます。

 で、これは・・・

 はい、指板のインレイの型サンプルです。

 当初は写真が少なく、どうしようかと困っていました。

 しかしオーナー様が色々と探されて見つけたのがコレ。

 YAMAHA高中SGのボディのマークです。

 上の写真を基にイラストを書いて切り出します。

 しかし白蝶貝は硬い!

 鋸の方ではなく、貝を押さえる手に力が入ります。

 切り出したら指板に乗せて確認です。

 中々いい感じですね。

 では、各フレット部を切り出して確認です。

 総てサイズは違います。

 12フレット以降はこんな形です。

 これはもう写真から判断して切り出しました。

 指板に乗せてオーナー様に確認してもらいます。

 しかし21フレットが写真と微妙に違うとの御指摘。

 19、21フレットを新たに切り出してみました。

 漸く写真と同じ感じで出来上がりました。

 今回はここまで〜。

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