2010/12/8

高中ST 作成開始

 

  今回の依頼の高中STです。

 高中正義さんと言えば有名な夏男!

 私も学生時代良く聞きましたね〜!

 皆さん高中と聞けば「ブルーラグーン」らしいですが

 私の場合は「アーリーバード」のイメージが強いです。

 ファンキーなテンポと時々聞けるディミニッシュが当時

 凄く斬新に思えました。

 で、作成に当たり色々と検索しても資料が乏しく詳細は不明!

 ならばオーナー様と模索しながら情報を集めて

 作っちゃいましょう!

 色はパッと見はソリッドですが良く見ると

 キャンディですね!

 もしかしたらTOPコートの1層下のクリアに

 パール粉が混ぜてあるかもしれないです。

 あくまでも推測です!

 では、早速パーツの準備です。

 今回ボディはうちで手配したSTボディです。

 PU部分が加工して在りません。

 通常のボディだとシングルPUのザグリが

 ハムザグリした時にはみ出してカッコ悪いです。

 なのできちんとハムだけの加工が出来るように

 この形状を用意しました。

 アルダーセンター2ピース、重量1,8キロと軽量です。

 ネックはギターワークスの22F 300Rです。

 300Rにしたのはローラーナットが300Rだからです。

 ポジションは入れ替える予定です。

 細かなパーツです。

 右の白いのはプラのPUカバーです。

 ポールピースの穴を開けて使う予定です。

 こちらはオーナー様が用意されたパーツ類。

 判る範囲で集められたようですが拘りが凄いです。

 ではまずはピックガードの加工から。

 PUの位置を出す為にはPGの加工が先ですね。

 加工が済んだらボディに位置を写します。

 これはパールの3プライを切り出しました。

 で、ネック、ボディと合わせてみて写真を参考に

 ハムPUの位置を決めとります。

 、センターPUはデフォ位置です(汗!

 位置が決まったのでPGの加工開始〜!

 ハムのテンプレートでPGを削ります。

 トリマーのビットは径が大きいので端っこの部分は

 このままでは入りませんね。

 ちまちまとヤスリを使って綺麗に仕上げます。
 はい、綺麗に収まりました。
 PUの位置をボディに写した後です。

 テンプレートで加工開始です。

 とりあえず軽くザグリました。

 ハムの足の部分は総て完了しています。

 では、PUキャビティを完了させますね〜。

 グイグイザグッテます。

 冬場なので室内作業です。

 工房内は凄い事になりました〜。

 これはPGのレバーSW部分の加工をしてます。

 余っている指板材が直線が出ていたので

 テンプレートの代わりに使ってます(汗!

 こんな感じで直線で切り出してます。
 各穴とネジ穴開けました〜。
 で、ネジ穴の頭部分をさらって完了です。
 良い感に仕上がりました〜。

 今回はここまで。

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