2011/8/19

1988年Gibson LP ST モディファイ

(slash レプリカ) 塗装続き

  あれ??何故にまた木地着色に?

 実はオーナー様よりエルボー部分は剥れでなく、

 キルトっぽい杢で剥れて見えると教えて頂きました。

 なので擬似キルトっぽく再塗装します。

 はい、完了!

 キルトっぽくするには木地を部分的に圧縮して、

 可視光を変化させる木地を人工的に・・・・・

 作れるわけネ〜〜じゃん(笑!

 と、塗装で誤魔化しました(汗!

 本と比べてます。

 中々良い感じに仕上がってきました。

 遠くから眺めて確認です。

 レプリカの場合、遠くから見て違和感が有れば

 失敗です。

 そうこうしてる内にバックのシーラーが乾いてきました。

 サンディングしてチェリーを吹く準備です。

 では、マスキングです。
 チェリーは濃いのでしっかりマスキングします。
 吹きました〜。
 吹き付けたら直ぐにマスキングを剥がします。

 乾燥してマスキングを剥がすと塗装を道連れに

 しやすいからです。

 で、全体を飴色クリアで仕上げます。

 フラッシュや太陽光の元ではこの様な

 鮮やかなチェリーに見えます。

 Slashは日本公演でネックのここを折ってます。

 それも再現してます。

 今回はクリアが完全乾燥する前に磨いてます。

 そうすると、光沢を保ったまま塗膜が木地に張り付き

 経年塗装を再現しやすくなるんです。

 #800で水研ぎしてます。
 こっちも#800です。

 で、一旦中止。

 ココからは打痕、剥れを再現しましょう。

 資料をしっかり確認しながら作業します。
 Slashはブレスレットでの打痕が多いです。

 剥れと打痕の区別が難しい部分です。

 時々パーツを乗せて傷の位置を確認します。
 裏面もしっかりコピーします。
 一応コレで良し!

 サイド部は資料が無いので想像でやりました。

 では改めて磨き再開です。
 打痕、剥れのエッヂが綺麗に滑らかになりました。
 艶もこの位で良い感じです。
 で、ステインで墨入れして雰囲気出します。
 クラックは手書きです。

 良い感じになってきました。

 仕上げにタバコで焦げ跡付けます。
 とりあえず塗装関連はこれで終了です。

 あとは塗装が完全乾燥するまで放置です。

 今回はここまで〜〜〜。

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