2011/4/6

1959バーストレプリカ続き〜〜〜

  続きです。

 ネックを仕上げます。

 あちこちせっせとサンディングしてます。
 ヒール部分もイメージ通り仕上がりました。
 はい、ネックはこれでOKです。
 ついでにナットも整形しときます。

 ビンテージと同じ素材のジュラコン製です。

 LPファンの方はこれを「デルリン」と呼んでます。

 オリジナルのナット厚みは約4.6ミリです。
 さ、ブリッジ&テールピースを決めちゃいましょう。

 点線がオリジナルのブリッジ位置です。

 しかしオクターブの調整精度を上げるべくここは

 下に2ミリほど移動します。

 あ、下の線はテールピースのラインです。

 位置が決まったら早速穴を開けましょう。

 ボール盤で垂直に開けてます。

 ブリッジアンカーを取り付けて確認です。
 ちゃんと収まりました〜。

 ブリッジはオーナー様が用意されたエイジング

 加工済みの物です。

 結構貫禄出てます。

 続いてテールピースアンカーの穴あけです。

 このボール盤、懐が深いので楽に開けられます。

 はい、取り付け完了!

 ちなみにテールピースはオリジナル同様に

 約1ミリ強、傾けて取り付けてます。

 アンカーの穴を開けたついでにアース穴を開けます。
 オオッ!良い位置に貫通しました。
 では、一旦パーツを付けて確認する為、

 各部分のネジ穴を開けときます。

 パーツ装着!

 中々の雰囲気です。

 と言う訳で次の作業の塗装に向けて

 各部をしっかりと仕上げます。

 ボディバックの縁をR加工しました。
 トリマービットで作業しがちな部分ですが、

 うちでは手作業で仕上げます。

 ビットだとRが強くなりすぎる時が有ります。

 仕上げサンディングの時、丸め過ぎを防ぐ為、

 手作業なんです。

 あっちもこっちも「これでもか〜〜」って位

 磨きまくります。

 サイドも仕上げる為にゴシゴシと〜。
 今回の色目はコレです。

 プレイヤー誌のポスターの59年です。

 ダークチェリーバーストです。

 メッチャ渋い色です。

 あらっ?

 途中から着色??

 いえいえ、実はテスト用に部分的に作りました。

 こいつで色目、退色感を実験します。

 このメイプルは節が有り撥ねていた物です。

 

 あ、実機の方は木地着色してます。
 で、ウッドシーラーを吹きました。
 ウッドシーラーを拭くと杢が綺麗に

 浮かんできますね〜。

 で、サンディングシーラーを吹きました。

 乾燥するまでテストショットします。

 テストショットしました。

 コレは室内光です。

 で、太陽光だとこんな色合いです。
 う〜ん、ちょっと違う感じですね。

 ま、コレをふまえて実機を塗装します。

 今回はここまで〜。

   

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