2011/2/22

1959年LPバーストレプリカ作成 続き

  指板を巾を決めて切り出した後です。

 垂直になるようにサンディングブロックを置き、

 側面を仕上げます。

 この土台の木は家具職人チューゲンに作って

 貰いました。

 では、指板に赤鉛筆で線を引いてRを付けます。

 本当は白鉛筆でやりたかったのですが無かった・・

 ・・・てか、今回はちょっとこの作業中止!

 先にポジションの穴明けしてみます。

 あ、ポジション用のセル板です。

 ギターワークスで購入しました。

 オリジナルに近い側の部分を選んで切り出します。

 右に見えるのは最近発売された書籍です。

 「レスポール大名鑑」と言う書籍です。

 なにやら限定2500冊らしいので買ってみました。

 ポジションを切り出しました。

 オリジナルは縦線が入った物が多いです。

 それとなるべく良く光る部分を選んでます。

 並べて見ました。

 うん、これでOKですワ。

 では、ドレメル&彫刻等で穴を掘ります。
 深さはポジションよりも0,5ミリほど深くします。

 サンディングしろを入れて約1ミリほど深くします。

 これは経年でポジションが縮み段差が付いた部分を

 再現する為です。

 ま、どうせR付けたら側面部分は掘り直しますが

 中央部分が深さの目安になります。

 途中ですがポジションを入れてみました。

 いい感じです。

 で、ちょっと中断。

 お次はネックジョイント部分の加工です。

 仕込み角度は4度です。

 4度の滑り台を作ってトリマーで加工です。

 ジョイント角度の4度は凄く大事です。

 4度以下だとエスカッションの上部の斜面と

 弦が平行になりません。

 オリジナルに拘るにはここは外せませんね。

 あ、中身はこんな感じです。

 あんまり大したもんじゃないですね(汗。

 ネックテノンを入れてみました。
 ほい、きっちり過ぎて拍子抜けです。

 こんなにあっさり決まるとなんか調子狂います。

 いつもなら「あれ?なんで入らん??」とか

 悪戦苦闘の末に収まるのですが(笑。

 では、TOP材の加工です。

 まずは張り合わせますね〜。

 合わせ面は手押しカンナで加工しました。

 杢の様子です。

 この状態ではあまりはっきりと杢は見えません。

 張り合わせ後、サンディングして合わせ面を

 綺麗にしました。 

 ついでに水拭きしました。

 綺麗に杢が現れます。

 外周をバンドソーで切り出しテンプレートで加工。

 サンディングして平面出します。

 んで、PUキャビティを明けます。
 出来ました!

 PUキャビティの位置ですが、↓

 この写真はオリジナルの59年を分解して中心の

 カーブとPUキャビティの位置を測ってもらった時の

 写真です。

 中央の薄い板がカーブも再現してくれています。

 オーナー様、有難う御座います。

 で、その時の武器を貰いました(笑。

 それに合わせてキャビティの位置を決めました。

 今回はここまで〜

 今週末にオリジナルの採寸に出かけます〜〜。

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