2011/6/21

ローズTOP TL

  え〜っと、3年前自分用に作ったシンラインの

 TL、この写真のギターですが飽きてきました。

 で、ボディのみ作り変えてパーツを移植します。

 まずはアコギのバック様の4ミリ厚のローズです。

 これをブックマッチにして下のTLボディをテンプレに

 切り出しました。

 ローズは油分が多い為、張り合わせ部はシンナーや

 アセトンでしっかり拭いて脂抜きします。

 今度はこのローズをテンプレにしてマホボディを

 切り出します。

 ホンジュラスマホガニー1ピース材を使います。

 ローズが4ミリなのでネックポケットの深さも注意です。

 今回はシンラインよりも空洞部分を多くして

 フルアコのような鳴りも期待すべくFホールを

 2箇所も開けちゃいました!

 ボディの厚みも少しだけ(3ミリ)厚くしてます。
 で、ブリッジが乗る部分とストラップピン、ジャック

 ウェストコンター部以外ぜ〜〜〜〜んぶくり貫きます。

 やりました!

 ルーターにでっかい皿面ビット付けて仕上げてます。

 皿面ビットだと断面に綺麗なRが付きます。

 なんか気分的にも気持ち良い仕上がりですね。

 バックの厚みは6ミリ位なので横方向の反りを

 警戒してアコギのようにブレイシングを1発

 入れてみました。

 縦方向の木目に沿った割れも考慮しとります。
 ロースは柾目なので割れ止めと反り止めで

 3箇所ほどブレイシングっぽいのを貼り付けてます。

 あ、ここでも脂抜きして貼り付けてます。

 と、言う訳でトップとバックを接着です。

 今回はバインディング無しなので接着面が表に出ます。

 なので浮きが出ない様、万遍なくクランプしました。

 あ、側面のRを付けた後、下地処理した写真です。
 やっぱホンマホはナチュラル塗装が綺麗ですね。

 ウェストコンターは気持ち程度です(笑。

 ネックヘッドはローズを0,5ミリにサンディングして貼ってます。

 もちろんベンディングアイロンで曲げてます。

 ちゃんと曲げないと後に浮いてくるんですよ!

 あ、もう仕上げ磨きやっちゃってますね!
 兎に角鏡面仕上げがしたくて磨きまくりました。
 ニトロセルロースラッカーの深い艶、良いですね〜!
 ささ、デカール貼ってパーツ付けて〜
 弦張って最終調整です。
 完成しました〜。
 ローズとマホのコントラストが綺麗ですね〜。
 裏から見たら普通のTLっぽいです。
 音は低音弦が「ド〜〜〜ン!」と出ます。

 それとかなりアコギっぽい倍音もしっかり

 聞き取れます。

 フロントはダンカンSH−4

 リアはダンカンカスタム

 ジャズからロックまで何でも来いに仕上がりました〜!

 大満足〜!

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